金利について
年利・月利・日歩
金利には年利・月利・日歩という3種類の表示方法があります。
年利とは、元金に対する1年間の利息の割合で、単位は%であるものを指します。
同じように月利とは、元金に対する1ヶ月の利息の割合で、単位は%であるものを指します。
そして日歩とは、元金100円に対する1日あたりの利息で金利を表したもののことを指します。単位は、銭(1/100円)、厘(1/10銭)、毛(1/10厘)です。
それぞれの関係性は
年利(%)=月利(%)×12=日歩(銭)×365/100
と表すことができます。
単利と複利
金利の計算方法には大きく分けて二つあります。
一つは単利、そしてもう一つは複利と呼ばれるものです。
単利とは、元本を変化させずに利子を決める方式のことを指します。
これに対し、元本に利子を加えて次回の利子を決める方式のことを複利と呼びます。
例えば、1万円年利12%(月利1%)の場合で考えると、
単利
1月後:1万×1%=100円
2月後:1万×1%=100円
3月後:1万×1%=100円
合計300円
複利
1月後:1万×1%=100円
2月後:1万100円×1%=101円
3月後:1万201円×1%=102.01円
合計303.01円
となり、複利の方が高くなることが分かります。
実質年率とアドオン返済
借入金を複数回で返済するときの金利を考える場合、毎回の返済ごとに借入残高が減少するように扱う方法と計算上で借入残高を減少しないと扱う(仮定する)方法があります。前者を実質年率、後者をアドオン金利といいます。
3万円を年利12%(月利1%)で借り、毎月1万円ずつ返す場合の利息を考えてみましょう。
実質年率
返済1回目:3万円×1%=300円
返済2回目:2万円×1%=200円
返済3回目:1万円×1%=100円
合計600円
アドオン金利
返済1回目:3万円×1%=300円
返済2回目:3万円×1%=300円
返済3回目:3万円×1%=300円
合計900円
このように、同じ金利のパーセンテージでも実質年率に比べアドオン金利の方が利息が高くなることが分かります。
これらの点に注意して、借り入れる際は事前によく調べるようにしましょう。


